カブール陥落から2年のこの夏、光文社新書に青木健太さんの新著があがりました。
第1章ではおよそ50年間に及ぶ戦争と混乱に触れ、タリバンを抱合した最新のアフガニスタン現代史が描かれています。
第2章では反政府武装勢力タリバン(2001年〜2021年)の組織図やタリバン暫定政権(2021年9月〜)の組織構成図など図表が豊富で現状がわかりやすいです。
そして何より興味深いのは第4章の安井浩美さんとの対談です。
30ページの長さにわたり、読み応えがありました。
第5章では国外退避の人々に触れ、第6章では日本の果たすべき役割に触れています。
多くの方に読んでほしい1冊です!