アフガン情勢に関する緊急メッセージ
2021年8月24日


「情報サイトの紹介2」

 山の学校があるポーランデやパンシール渓谷ではまだ戦いが始まっていませんが、北のアンダローブではタリバンの反攻があました。タリバンが老人などを盾にとって戦いを展開していて、それから逃れるために千名を超える女性や老人、子供が山に逃れているとアムルラ・サーレがツゥイートしてます。支援の食料や燃料もブロックされているとも。パンシールへの入り口ともなるアンダローブは双方の重要拠点となっています。
 アンダローブから食料が入らなくても、ポーランデでは羊や牛を飼っているのですぐには飢餓などが起きないと思いますが、それも心配です。今、北のバダフシャン、すぐ南部のカピサ、ヌーリスタンなど6つの州でパンシールのに呼応する動きが出てきたことがTwitterの@warcorrespondentで報じられています。都市部では弾圧覚悟で反タリバンのデモが起きています。

 そうしたニュースに接するたびに胸が苦しくなりますが、この辛い時を乗り越えれば、必ず「光」が見える。そう信じるしかありません。国民の多くが愛してやまないアフガニスタンが、平和で愛しい国に一刻も早く戻ることを祈りばかりです。

皆様にも見て欲しいニュースをお知らせします。

【1】 アラブ過激派との関連(東京外大・青山先生の書かれた記事)
<タリバンの全権掌握に感化され・・・>

【2】 アフマド関連 (ロイター)
アフマド<交渉に前向き。拠点侵攻なら戦闘の用意を>

【3】 タリバンによる女性虐待 (TBS NEWS)
<アフガン亡命活動家、タリバンによる女性虐待情報について証言>

【4】 Twitterより
北部アンダローブでタリバンが子どもや老人を誘拐して盾にしているというツイート
(アムルラ・サーレのツイートより)


20年前のバーミヤンと同様、ガズニ州でも文化財破壊が始まった・・・


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