2020年の作品



「トナカイに生かされて シベリアの遊牧民ネネツ」
(月刊たくさんのふしぎ2020年11月号)
【出版社】
福音館書店
【定価】
770円(税込)
 
2020年11月号
 

「自分は世界で一番幸せ」……シベリアにトナカイと移動しながら生活をする遊牧民「ネネツ」の人たちがくらしています。ひとつの家族で飼うトナカイは1200頭にもなります。トナカイの肉を食べ、トナカイの皮で着るものやテントを作り、トナカイを売ってお金も稼ぐ、ネネツの家族をおいかけた写真絵本です(福音館のホームページから)



「さがす」
【出版社】
アリス館
【定価】
本体1400円+税
【初版年月】
2020年5月21日配本
【ISBN】
9784752009375

なぜ、私は世界へ飛び出したのだろう。
さまざまな生き方、見たこともない風景。
自分が探していたものはなんだったのか。
旅の中でどう変わったか、そして、何を見つけたのか。
この本の中にびっしりと詰まっています。



「女、美しく―わが旅の途上で」
【出版社】
エー・ティー・オフィス
【定価】
本体1800円+税
【初版年月】
2020年3月

【ISBN】


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978-4-908665-06-6

レンズの向こうに女たちがいた

どうして女性に惹かれるのだろう。どうして、たくさんの写真を撮ったのだろう。その答えが見えてくるようにとこの本を編んだ。
   ――中略――
みんな愛すべき女たちだった。そんな女性に出会うと、私の緊張はほどけ、表情が自然と和んでくる。男たちは女たちに癒やされ、元気をもらい、そして、たくさんの愛を注いできたのだろう。私は彼女たちの姿を写真に収めることで、自分なりの「愛」情を表現してきたように思う。これからどんな女性がカメラの前に現れるだろう。(序文から)

A5判(縦214mm 横152mm 厚さ11mm)128ページ上製

版元から一言
「アフガニスタン山の学校を支援する会」の設立者でもある写真家・長倉洋海が撮った子どもの愛くるしさはよく知られている。そのなかに女性の姿もあった。どれも働いている女性たちだで、中には子どもを背負いながら働く母だったり、添い寝する優しい母もいる。少女から女への儚い時を撮ったものもあった。女たちがいて、子どもの愛らしさがあるということがよくわかるのだった。厳しい自然のなかで、紛争地の荒れ地で、貧しさの極みで、いのちを輝かせる女たちがみせた素顔。南北の経済格差、価値観の差異を超えて、タイトルにある「女、美しい」に奥深い意味が込められている。

   
 

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