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長倉洋海より

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新ホームページ公開のご挨拶と近況報告
〜マダガスカルから戻って

2023年5月24日夜、アフリカのマダガスカルから帰国しました。
エチオピア・アジスアベバ空港を経由しての17時間にも亘る長旅でしたが、西部海岸の港町モロンダバで漁民のベルソン一家6人と出会うことができました。彼らを通してマダカスカルの人々の生活が見えてきたこと、そして、一家とささやかながら心の交流ができたことに充実感を覚えています。ほぼ一年ぶりの海外取材でしたが、「私は撮る人、旅する人なのだな」という思いを強くしました。全く知らない新しい土地を旅し、人と出会うこと、そして写真を撮ることが私の全てなのだ、と今更ながら実感した取材でした。
 舟もなく網を使って親子で追い込み漁をする一家。そして、高さ20メートルを超え、樹齢二千年のものも存在し、「森の母親」とも呼ばれるバオバブの木。いつか訪ずれてみたいと思っていたマダガスカルで、自分が気に入った写真を何カットかでも撮れたことに充実感を感じることができました。

バオバブと人々
漁を終えた一家

そして、本日5月27日、新しいホームページが公開されました。2004年以来のバージョン・アップです。
トップページは「読書するマスード」「新居の前に立つザビット一家」「母の帰りを待つ市場の少女」「競馬大会にやってきたチベットの少年」の写真を大きく使い、近況やお知らせもグッと見やすくなります。『ギャラリー』ではテーマごとに代表的な写真を紹介し、『プロフィール』では私の詳しい活動歴が折々の写真とともに紹介されています。英語、フランス語、ポルトガル語、中国語、ペルシャ語で閲覧することも可能になりました。書籍紹介は年代ごとにより詳しくなっています。
 新ホームページでは、早速今年度の大きな企画である8月のブラジル・サンパウロ市での大型写真展、9月から東京都写真美術館をスタートに公開予定の映画『フォト・ドキュメンタリー鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)』(河邑厚徳監督)の公開情報を掲載しました。写真を活かすことができる新しいホームページで、これらの新企画や新たなお知らせができることを大変嬉しく思っています。ただ、移行まもないため、至らない点を出てくることと思います。どうぞ、よろしくお引き立ていただけると幸いです。

 このホームページを旅することで、皆様に「新しい発見」があることを願いながら、新ホームページ開設の挨拶とさせていただきます。

 2023年5月27日  長倉洋海

朝の水浴びをする少年

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